北朝鮮の亡命政府だか反体制組織「自由朝鮮」とは?
[ソウル 27日 ロイター] - スペインの首都マドリードで2月に起きた北朝鮮大使館襲撃事件の詳細が判明するとともに、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が率いる体制の打倒を目指す組織「自由朝鮮」の存在が注目を浴びるようになってきた。
自由朝鮮の存在は、2017年にマレーシアで殺害された金正男氏の家族を保護したと宣言した際に初めて明らかになった。
スペイン当局が26日に公表した裁判所の記録によると、その自由朝鮮のメンバー少なくとも10人がマドリードの北朝鮮大使館に押し入り、数時間にわたって一部大使館員を拘束するなどした後、コンピューターとハードディスクドライブを持って逃走したもようだ。


金正男の子息と言われる-金漢率(キムハンソル)
北朝鮮の亡命政府だか臨時政府は何やってるんだ・・
2019/03/22 14:40もっとたくさん発信してくれないと面白くないじゃないか (笑北朝鮮クーデターに関係なく、KCIA(韓国中央情報部)はたまにすごいことやるからな。金正男殺しも、KCIAじゃないかと思ってるくらいだよ。キムヒョンヒってのが大韓航空爆破事件で、北のスパイとして逮捕されたけど、あおのときに「あれはKCIAだ。キムヒョンヒは必ず恩赦になり釈放される」と聞いたんだよね。もう二五年くらい前だ。聞いたのは金日成の隠し子。この亡命政府の「自由朝鮮」ってなんなんだ。金漢率の祖父が金日成なのはわかったけど、ホントに金正男の息子なのかな。KCIAが認定してるらしいけど怪しいな。
臨時政府?千里馬民防衛声明、金正男氏息子保護団体…アメリカの対北朝鮮切り札か?北国内勢力と連動できるのか・・↓↓
・自由朝鮮・金漢率をかくまうグループが発足させた臨時政府
臨時政府の樹立
2019年2月25日、公式サイトにて今週中に重大発表があると宣言。三・一運動から100周年にあたる3月1日、公式サイトにて自由朝鮮と題した声明文を朝鮮語と英語で掲載し、『自由朝鮮のための宣言』と題した動画を公開。団体名称を自由朝鮮と改めたことを明らかとするとともに、北朝鮮人民の唯一にして正当な代表者であるとして金正恩独裁体制の打倒を訴え、臨時政府の樹立を宣言した。動画↓↓조국땅에서 - In Our Homeland「我が祖国で」
https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=NHysroZPdB4
重要なGビザの公開 - 発行

(自由朝鮮・声明文)
韓国および外国の報道関係者の皆様へ
過去2年間で、私達は世界中から多くの新聞から問い合わせを受けました。私達は私達の組織および私達の物語へのあなたの興味に感謝します。これまで回答しなかったことをお詫び申し上げます。
私たちの仕事に対する精査と関心が高まるにつれて、私たちは報道関係者に重要な要望を共有したいと思います。あなたが私たちの組織をよりよく理解しようと努力するにつれて、あなたの多くは資源、人間関係、あるいは技術的能力 - あるいは自由社会に住んでいるときに当然と考えられる運動の理解と利点 - を利用するでしょう。平壌の政権はに類似のアクセスを持っていません。あなたが私たちのメンバーのアイデンティティとリーダーシップを知るならば、私たち自身が彼らを知ってもらう準備ができるまであなたが彼らを秘密にしておくのを助けることを私たちは尊重します。
あなたが、他のほとんどの人が理解する以上に理解するように、平壌政権はその規則について話をしたり挑戦したりする人々の権利を尊重しません。国境を越えても、それは暗殺、テロ、さらには大量破壊兵器さえも使用して、権力に対する独占に反対したり挑戦したりする可能性のある人を破壊するでしょう。すでに人類に対して無数の犯罪を犯し、犯し続けている政権の死刑班が、私たちのメンバーとその家族を脅かしたり傷つけたりすることを可能にしたり、簡単にしたりしないことを尊重し誠実にお願いします。
一人の会員であっても、他人のアイデンティティーにつながる可能性があります。私たちの何人かはすでに私たちの生活や私たちの家族への試みを免れています。私たちの同胞の多くとその親戚は、それほど幸運ではありませんでした。そして、強制収容所で生き残ったいかなる左派も、彼らの家族の反対者としての身元が明らかにされれば確実に処刑に直面するでしょう。
我々は過去に、平壌によって投獄された外国人についての詳細を報道関係者の一部が公表するのを見たことがある。これは確かにこれらの捕虜の解放をより困難にし、彼らの投獄をより厳しくしました。文書化された深刻な彼らの生活への脅威にもかかわらず、Kim Han Solとその家族の居場所についての憶測もまたこの点に関して懸念していました。政権は外国の土壌で暗殺を行うことを躊躇しない。
私たちが反対しているような冷酷な体制 - ジャーナリストを政治的なポーンとして投獄し、自国の市民の間ではいかなる独立系報道も許されない - を忘れないでください。彼らは国際的な規範を尊重しません。私たちが現在の政権と関わっている闘争は、平等の間の政治的競争ではありませんが、強制収容所を維持し、国民を奴隷化し続ける全体主義的政権に対する、革命的な小集団の戦いです。相手とその家族を定期的に殺します。
私たちは、メディアとの積極的なパートナーシップと強力なフリープレスによる新しい北の出現を目指しています。私たちがあなたと関わることができる日、私たちがそうするのが安全であると感じる日が来るのを楽しみにしています。
ご理解と私たちの故郷に光をもたらすためのあなたの努力に感謝します。
3月17日, 2019, 2:35 a.m. UTC
To The Members Of The Korean and Foreign Press,
Over the past two years, we have received many press inquiries from all over the world. We are thankful for your interest in our organization and our story. We apologize for not having responded thus far.
As scrutiny and interest in our work increase, we would like to share an important request to members of the press. As you engage in the effort to understand our organization better, many of you will use your access to resources, relationships or technological abilities - or even the understandings and advantages of movement that may be taken for granted when living in a free society - that the regime in Pyongyang does not have similar access to. We respectfully ask that if you learn the identities of our members and leadership, that you help keep them confidential until we ourselves are prepared to have them known.
As you, more than most others will understand, the Pyongyang regime does not respect the rights of its people to speak about or challenge its rule. Even beyond its borders, it will use assassinations, terrorism, and even weapons of mass destruction, to destroy any who might oppose or challenge their monopoly on power. We respectfully and sincerely ask that you do not enable or make it easier for the regime’s death squads, who have already committed and continue to commit countless crimes against humanity, to threaten or harm our members and their families.
The identification of even a single member could lead to the identities of others. Several of us have already escaped their attempts on our lives and that of our families. Many of our compatriots and their relatives have not been as fortunate. And any left surviving in concentration camps would surely face execution if the identities of their family members as dissidents were made known.
We have in the past seen some members of the press publicize details about foreigners imprisoned by Pyongyang. This certainly made the release of these captives more difficult and their imprisonment more harsh. The speculation about the location of Kim Han Sol and his family, despite documented and serious threats to their lives, was also concerning in this regard. The regime does not hesitate to conduct assassinations on foreign soil.
Please never forget the kind of ruthless regime we are up against - one that has also imprisoned journalists as political pawns, and allows no independent press at all among its own citizenry. They have no respect for international norms. The struggle we are engaged in with the incumbent regime is not a political race between equals, but that of a small revolutionary group fighting and resisting with our lives on the line, against a totalitarian regime that maintains concentration camps, keeps its people enslaved, and regularly kills its opponents and their families.
We aspire to a positive partnership with the media and the emergence of a new North with a strong free press. We look forward to the day that we can engage with you, to the day when we feel it is safe to do so.
Thank you for your understanding and for your efforts to bring light to our homeland.
2019年4月8日(月)11時30分・・・トム・オコナー
金正男氏の息子が所属する北朝鮮臨時政府「自由朝鮮」解放後の北朝鮮に滞在できるビザ発給を開始!
北朝鮮の反体制派を自称するグループが、「解放後」の北朝鮮に滞在できるブロックチェーンビザの発給を開始したが、申請が殺到してサーバーがダウンする騒ぎになっている。
このグループはかつては「千里馬市民防衛」と名乗っていたが、現在は「自由朝鮮」に改称してインターネット上で臨時政府の樹立を宣言している。自由朝鮮は公式サイトで「解放後のわが国を訪問できる匿名のブロックチェーンビザを限定で20万枚発給する」と発表した。
このビザは、創始を意味するgenesis の頭文字を取って、Gビザと呼ばれ、仮想通貨イーサリアムで購入できる。
しかし発表直後の3月24日には公式サイトに「Gビザの登録を扱うサーバーが未曽有の通信量によるネット渋滞に陥り、設備増設のため韓国標準時の午前9時(米国東部標準時の午後8時)まで12時間受け付けを停止する」との告知が出た。公式サイトは「Gビザは投機的なトークン(代用貨幣)ではない」と述べ、「若い番号のGビザ入手にこだわらないのなら、明日まで申請を待ってほしい」と、支持者に訴えた。
既に数十枚が販売され、オークションで高値で取引されていると、テクノロジー系メディアが伝えている。自由朝鮮はインターネット上の公式サイトとYouTubeの公式アカウントがあるだけで、実態はほとんど分かっていない。
自由朝鮮の動画では、女性闘士が臨時政府の樹立を宣言し、現体制の弾圧を批判FREE JOSEON/YOUTUBE
今年2月、スペインの首都マドリードの北朝鮮大使館に男らが白昼に押し入り、大使館員を縛って携帯電話とコンピューターを奪って逃走する事件が起きた。米ワシントン・ポスト紙は襲撃に関与したとされる匿名の人物の話に基づき、一味は自由朝鮮とつながりがあると伝えた。
スペインのメディアによると、襲撃に加わった容疑者10人のうち、少なくとも2人は米情報機関と直接的なつながりがあるという。襲撃が起きたのは、ベトナムの首都ハノイで開催された2度目の米朝首脳会談の1週間前だが、一味の襲撃が会談と関わりがあるかは不明だ。会談は物別れに終わったが、トランプ米大統領は金正恩に秋波を送り続けている。北朝鮮の制裁逃れに絡む中国の海運企業2社が対象とされる追加制裁を撤回したのも「金委員長が好き」だからだと、ホワイトハウスは説明している。
<2019年4月9日号掲載>
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