太平洋戦争の残影 ④神風特攻隊・・1
(機密第202359番電 昭和19年10月20日発信)
航空特攻で撃沈49隻 損傷362隻 回天特攻で撃沈3隻 損傷6隻 特攻艇で撃沈7隻 損傷19隻 合計撃沈59隻 損傷387隻など諸説ある。
アメリカ軍の特攻損害の公式統計は、「44ヵ月続いた戦争の内、僅か10ヵ月の間にアメリカ軍全損傷艦船の48.1% 全沈没艦船の21.3%が特攻機による成果であった」。
「アメリカが特攻により被った実際の被害は深刻であり、極めて憂慮すべき事態となった」とアメリカ軍の損害が極めて大きかったと総括している。
以下、米空母「セントロー」、米空母「プリンストン」、米空母「フランクリン」、米空母「スワブ」、米空母「サンティ」の特攻被害状況。







フィリピンマニラ郊外のマバラカット海軍航空基地より特攻出撃する敷島隊「関行男大尉機」・・02-888の機番は使い古しの練習用機だったとの事。
●第一次神風特別攻撃隊 ↓ https://www.youtube.com/watch?v=YnUXnwRPKpo


昭和19年10月24日 マバラカット東/マルコット基地より彗星で出撃




プリンストンの船尾は爆発で切断された。

プリンストン舷側部分に多数の爆破片が降り注ぎ、死者85名、負傷者300名を出した。1944年10月24日







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巡洋艦「サンタフエ」が救援のため「フランクリン」に接舷





空母ベロー・ウッドは前方の被災空母フランクリンと共にウルシー環礁に後退。



米空母「フランクリン」を大破させた緩降下爆撃 ↓ https://www.youtube.com/watch?v=s6y-nBF3dKU
● 神風特攻隊 ↓ https://www.youtube.com/watch?v=VXrJT_6LUOQ


10月25日「菊水隊」「朝日隊」「山桜隊」「大和隊」の内1機が米護衛空母サンティーに突入。