つい先日、「フクシマとチェルノブイリの汚染面積比較地図」が公表されました。
地図が並べられていても縮尺が違うと比較が出来ませんが、この地図では同一縮尺で画かれていて、容易に比較できます。
内容を見ると汚染地域の内、移住必要区域はチェルノブイリも福島でも2色までの筈です。
福島原発事故発生の時期は、北西からの季節風の時期だったがため、この程度の汚染で終わったのでしょうが、東風の吹く台風の接近時などであれば、正に「日本に逃げる場所無し」の状況だったことは容易に判断されますね。

早川由紀夫の火山ブログ・・・より ↓
こうして並べてみると、「あの広大なチェルノブイリの原野と福島では比較にならんじゃろう・・・」と思っていたものが、「そうとは言い切れない深刻なものだなぁ・・・」ということをつくづく感じております。
今後、福島県を中心に「居住可能地域」から、順次除染作業が実施されてゆくのです。
庭の表土をを削り、道路側壁を削り、田畑を削り、森を林を野原を削って行く、気の遠くなる作業が続けられるのですね。