泰弘さんの【追憶の記】です・・・

大東亜戦争前後の遥かに遠い遠い・・子供の頃を思い出して書いております・・

2011年05月

 飯塚真紀子氏が取材したアーニー・ガンダーセン氏の「福島原発の分析」(5/17時点)の記事を拝見しました。↓
http://makikoi.blog47.fc2.com/blog-entry-185.html

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その主だった内容の抜粋です・・・
日本の学者は、大人しいのか、自信が無いのか、無関心なのか、勇気がないのか・・・?
ズバリと言える学者が、国内に居ないので、敢えて転載しました。

国内の情報では、全く信頼に値しないのです・・・実に情けない!

1号機と2号機については、どちらも”メルティド・スルー”したとみています。つまり、ウラニウム燃料が溶融して、原子炉から外(格納容器)に出ていると思います。


②3号機の温度が上がったり下がったりしているとすれば、その理由は、3月に、海水を冷却のためにたくさん注いだからです。海水により、たくさんの泥が生じた。汚泥が3号機をとても危険な状態にしているので、再び、水素が生じるほど高温化し、水素爆発を起こす危険性があります。
水素爆発を防止するには、格納容器のベントを開けて、ガスを外に放出するしかないです。それを行ったら、放射能が外に出て、人はさらに放射線を受けます。


③再臨界が起きている可能性があると私が考えるのは、燃料プール内に大量のヨウ素131があるからです。ヨウ素131はそこにあるべきではないんです。半減期を考えると、今の時点では、すでに崩壊しているはずなのにまだそこに大量にある。高濃度のヨウ素131があるということは、再臨界が起きていることを示しています。
申し訳ないのですが、再臨界を防ぐには、もう時すでに遅しです。
だから、水素爆発は覚悟しておくべきです。


④問題は、4号機の建物の構造が危ない状態だということです。今度、M7以上の大きな余震がおきたら、この建物は崩落するでしょう。これが起きたら、福島第一では最悪の事態になります。水素爆発が起きるより悪い事態です。核燃料が全部、空気にさらされますからね。これを未然に防ぐには、建物が崩壊しないよう補強するしかない。


⑤もし、4号機が崩落して、プールの核燃料がすべて空気にさらされたらどうなるか。ブルックヘブン国立研究所の研究には、その場合、186,000人が犠牲になる可能性があるというレポートがあります。これは国立研究所が行った研究です。大変なことです。だから、4号機もとても心配です。

(参考)アーニー・ガンダーセン氏・
3号機爆発の解説・・・4月26日
燃料棒の破片も飛散した疑い・・

(参考)アーニー・ガンダーセン氏の解説・・・4月27日
http://www.youtube.com/watch?v=f78mSUbwIeM


(参考)アーニー・ガンダーセン氏の解説・・・5月13日・・4号機に注意http://www.youtube.com/watch?v=eGPQWyZiJ00
(参考)3号機は「即発臨界・核爆発」していた・・↓
http://www.youtube.com/watch?v=LPiyVSdQnRE&NR=1
http://blogs.yahoo.co.jp/isop18/61897346.html

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メルトダウン 動画で見る炉心溶融↓






5月26日発表                            水産物放射性物質検査報告書  (時系列版)↓
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/Q_A/pdf/110526_datasheet_jp.pdf

「いかなご」に限らず要注意ですね。
相模川,久慈川の「鮎」もですかね・・・6P

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福島原発 1号機 / 福島原発原子炉の状態 原子炉の放射線量http://atmc.jp/plant/rad/?n=1

4月8日異常上昇・・以降の計測値が開示されない
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そして10日後の4月21日・・・・・
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更に・・・5月12日の報道・・・

 1号機の水位・・想定の半分・・圧力容器の破損          燃料棒・・完全露出か?・・炉心溶融(メルトダウン)か?の記事でした。


2ヶ月経過して、やっと本音が出てきたのでしょうか?
まだまだ、小出し中で「圧力釜」も「格納釜」も割れている
のでしょうか?

だって、入れた筈の水は何処に消えたのでしょう??

そして数値発表なし1ヶ月経過5月23日・・・         また、おかしな事になっている ↓1号機は一体どうなっている?

まだまだ、ややこしい事が、起こりそうで仕方ない・・・
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そして・・・5月24日・・・                2・3号機も炉心溶融の報道 ・・・状況把握に2ヶ月以上もかかっている・・・

あらゆる努力にも・・常に最悪の方向にしか動いていないぞ・・・
なぜだ?!



 陸軍徴用船「瑞穂丸」(8,506総トン)は、昭和19年8月21日宇品港を出発、門司に回航して17隻の輸送船と5隻の護衛艦で船団を組んで高雄に向かった。
 途中、船団の再編成などがあり、予定を変更して9月3日基隆に寄港、同16日高雄に入港した。
 そして同18日、兵員5,100余名、軍需品などを積み、再び船団を組んで高雄を出港、マニラに向かったが、9月21日、前夜から降り続いた雨は止み、薄暗い雲間から微かな日差しが漏れていました。


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 このまま行けば、夕方にはラポッグに辿り着けるとの期待を胸に秘めながら、警戒隊員と船員は充血した眼で見張を続けていました。船団上空には磁気探知機つき飛行艇など10余機が警戒していました。

 21日午前7時頃、上空の1機が淡路丸(1948総トン、日本郵船、600名乗船)右舷前方に急降下して標識弾を投下、敵潜位置を知らせたが、永萬丸からの視認では、この瞬間、海面がぼこっと盛り上がり、3本の魚雷が黒褐色の胴体を浮き上がらせ、飛沫を上げながら突進してきたとの事でした。

  7時45分、先ず最後尾の淡路丸が敵潜水艦ピクーダの一撃で轟沈、先頭を進んでいた瑞穂丸は、敵潜水艦レッドフィッシュの攻撃の的になりました。
 21日8時35分、瑞穂丸見張員は右舷真横千メートルに3条の雷跡を発見、船長は直ちに面舵一杯、右舷機全速後進を命じたが、時すでに遅く、機関室と2番艙及び3~4番艙の中間に命中爆発しました。このとき中平勝治司厨手は5千余名の将兵に供する朝食の指図をしていたが、突然、ドスンという強烈な衝撃で
「あ、やられたな!」と感じ、救命胴衣を取りに部屋に走ったが、デッキの兵士達は右往左往していました。

 
  北緯18度37分、東経130度41分の地点で、右舷に傾斜しつつ後部より沈下、5分後に沈没した。
 報告書末尾に次の記述が残されています。
「本船沈没必至ナルヲ確認スルヤ、操舵手助手トシテ船橋ニアリタル甲板員・山本岩雄ハ1等運転士・岩崎利雄ノ命ヲ受ケ、直チニ海図室ヨリ真新シキ大国旗ヲ取リ出シ之ヲ前檣頭高ク掲揚ノノチ沈没寸前降下セリ。之ヲ目撃セル各船ハ瑞穂丸最後ヲ飾ル実ニ悲壮ナル光景ナリシト賞賛セリ」・・・しかし、岩崎運転士はこの直後に殉職しました。


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沈没寸前に日の丸を揚げる瑞穂丸

  幸いにも遭難したのが日中であり穏やかな海上だったため、乗船部隊5,179名のうち4分の3(3,899名)が救助されたが、船員は機関長以下35名が戦死した。

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 最初に水素爆発した福島原発1号機の、衝撃波を伴った
あの映像は強烈でした。

 あの爆発(北方の天空へ向かって衝撃波が走っている)は、
原子炉にも相当なダメージを与えているだろうと、
素人目にも感じられるものでした。

youtube参照→http://www.youtube.com/watch?v=xzb2RAVvMPA


煙が上がる前に、爆発音の壁「爆発威力の衝撃波が、天空に放たれている」のが見える。
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                   ↑ 3号機の水素爆発

・・・それが為に、1号機の行く末が気になっていました・・・

福島原発 1号機 / 福島原発原子炉の状態 原子炉の放射線量http://atmc.jp/plant/rad/?n=1

4月9日以降の計測値が表示されない
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そして10日後の4月21日・・・・・
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5月11日の読売新聞には「復旧作業が最も進んでおり、水漏れは確認されてない」の報道
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更に・・・5月12日の報道・・・

1号機水位・・想定の半分・・・圧力容器の破損
燃料棒・・完全露出か? 燃料溶融(メルトダウン)か? の記事でした。

2ヶ月経過して、やっと本音が出てきたのでしょうか?
まだまだ、小出し中で「圧力釜」も「格納釜」も割れている
のでしょうか?

だって、入れた筈の水は何処に消えたのでしょう??
心臓が止まりそうな、小出し情報はもうコリゴリです。

そして5月16日発表・・・

福島原発 3号機 が、8日まで99度であったものが、 5月9日より339度に跳ね上がっていた・・・3号機もメルトダウンか?

8日も前の事を、本日発表!!!

小出しは、延々と続いているぞ・・・・・

そして順次(1号~4号機)、炉心溶融「メルトダウン」が常識化されてゆくのか???
全てが、最悪の方向にしか動いていないのです。
日本の原子力対応能力のお粗末振りを、世界に露呈していますね・・・

5月16日発表↓
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そして5月19日初公開・・・

第1原発を襲う津波写真・・・17枚

2ヶ月と7日経過してやっと発表された、これらの生々しい写真は、現場に居た所長以下技術者は見せてもらっていたのでしょうか?
見せていなくて、5月19日初公開なら大変な大問題です。
何故なら、写真を見た上で、対処の方法を的確に判断、指示しなければならないからです。

「原発を襲う15~20m津波写真」・・・隠しまわって、2ヶ月後にやっと、もったいぶって発表したのは、一体誰でしょう???

新聞社、TV局など、成り行き任せの報道で、マスコミもどうかしていますね。
「福島原発での、津波状況を示す写真・ビデオはないのか?」と、真っ先に探索するのがマスコミの仕事でしょう! そこまで知恵がまわりませんか?
すっぱ抜く!くらいのことが出来ないのは、実に嘆かわしい・・・



そして郡山市で5月20日測定・・・だそうです。

福島県郡山市/開成山公園・・ 放射能測定 【10機種同時測定】
ガイガー計測器が鳴りっぱなし・・・・・
http://www.youtube.com/watch?v=_MPbOKfOYQk


もう一つ、不思議な気に成る映像があります。

最初に無人ヘリが撮影した映像の最後の部分・・・
2号機の水蒸気を噴きあげる窓が映されていましたが、窓の奥、水蒸気のもやの中に1本のオレンジ色の光源の筋が写っておりました。
電源の無い2号機の中で、「一体何の光なのだ?」と感じましたが、この画像は2度ほど見ただけです。(鉄が溶解している?と感じました)
水蒸気の奥で、フィラメントが光っているような光景でしたが・・・


ロボット先進国を自他共に認める日本ではありますが
原子炉建屋内で活動するロボットは、全てアメリカ製、スエーデン製・・・
人が接近できない場所に、対応できるロボットが、日本に無いのです。
どうかしていますね・・・日本

ロボット大国の名が泣く
・・
http://alp.jpn.org/up/s/6459.jpg
  防災ロボットの権威である東北大大学院の田所諭教授も、
  「JCOの事故の後に作ったロボット(MHI MARS-i)を使ってちゃんと訓練していたら、
  こんなひどい事態は避けられたでしょう。人が入ると危険な場所に、
  もっと早くロボットを投入していれば、中の様子も分かったはずです」



菅首相の『浜岡原発の一時停止の発表』を聴いて、一瞬
「熱ものに懲りて・・・
鱠(なます)を吹くか?」
とは思いましたが・・・
福島第1原発のことを、併せ考えますと「余りにも、自然の脅威を、ナメテかかっていた」ことが歴然としています。

電力会社が、原子炉を制御する電気回路一本をも、残せなかったのは
何ともおそまつなことでしょうか・・・
その予備回路一本が残せなかったが為に、いつ終了とも知れない「放射線戦争」が、今なお進行中なのです・・・

「想定外!」「予想もしない」などと・・
まやかしを云わせてはいけません。
想定できなかったオノレの能力を、律すべきなのです。
「想定外」は「想い浮かばなかった」という、重大なミスなのです。
こんな時に使う言葉でないことは、常識人なら判るはずです。

原子力・・・神のみが扱える領域ですから、人はそれなりに心すべきです・・・

自然を制御できる・・・なんて奢っているから、裏切られるのです。
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素人目に浜岡原発の航空写真を見ましても、東日本震災並みの地震・津波が東海沖で発生した場合
「福島第1の二の舞は必至だろう」と思えます。

浜岡原発は、高さ30メーターの鉄筋コンクリートで、要塞の如く固め直して運転再開・・・しかないでしょう。



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←太平洋を深さ10m程の表現をしている図面に騙されるのです。





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